【入門編】”ソロキャンプに必要な7つのキャンプギア紹介”≪スタートアップ講座≫

前回は”そもそもソロキャンプって何が楽しいの?”をテーマにソロキャンプの魅力についてご紹介しました!


『ソロキャンプってちょっと面白そう…。』そう思った方、ナイスです。
今回はソロキャンプスタートに向けて、実際に必要となるキャンプギアについてご紹介!
これさえ揃えればキャンプを始められる”7つの神器”について、塾長のおすすめギアも交えながらご紹介します!

目次

初心者必見!キャンプを成功させる”7つの神器”

ソロキャンプに興味が湧いてきたけど『そもそも何が必要なの?』そんな悩みが湧いてきているところでしょう!
今回もアウトドアのプロ”S.W.ニコル”先生に紹介してもらいましょう!

ワッツアップ!独太郎くん!なかなかソロキャンプに興味が湧いてきたんじゃないかい?

ニコル先生!そうですね、興味は湧いてきましたが漠然と何が必要なのか全然わからず、まだまだ不安が拭えないです。

ドントウォーリーだよ独太郎くん!今回はソロキャンプを極めし男、このニコル先生が必要最小限かつソロキャンプを楽しむために必要なギアを伝授してあげよう!

其の壱:テント

これは絶対必要ですよね!

その通り!テントはいわば”家”だからな!
就寝はもちろん荷物を収納したり、着替えをしたりと非常にプライベートな空間だ!

なるほど、そうすると大きめなテントがいいんですか?

答えは”ノー”だ!
テントはあればいい、というわけではないぞ。ポイントを押さえることが重要だ!
次の3ステップでテントを選ぶべし!

STEP
『軽量性』をチェック

重いor大きいテントは初心者ソロキャンパーに不向き!
☑︎重さは5kg以内
☑︎大きさは片手で持てるぐらい

※上記のいずれかに問題があれば検討が必要

STEP
『設営性』をチェック

最初はなるべく設営の簡単なモデルを選択しましょう!
【○】ドーム型テント
└ドームのような形をしておりポールをクロスさせることが多い
 比較的設営が簡単で剛性にも優れているので安心
【△】ワンポールテント
└一本のポールで下から突き上げることで設営(三角屋根が特徴的)
 地面の凹凸の影響を受けやすいので場所選びが必要

STEP
『居住性』をチェック

最後に居住性をチェック!
☑︎天井高は100cm以上が理想
※最低でも90cm以上
☑︎定員1.5名以上
☑︎ダブルウォール構造
└ダブルウォール構造だと結露が少なく快適性が向上!

其の弐:テーブル

確かにテーブルがないと何かと不便そうですね。

イエス!ただし、テーブルも大きい必要はないんだ!
料理をするとき、食器を置くとき、キンキンに冷えたビールを置くときに使えれば必要十分なのさ!

モノがたくさん置けないサイズであれば、自然と整理整頓につながりそうですね。

察しがいいな独太郎くん!
その通り、ギアはたくさん広げる必要はなし!最低限のサイズを選択しよう!

STEP
『運搬性』をチェック

大きさのレパートリーが多いのがテーブルの特徴!軽いものでは100g以下になることもあります!
☑︎重さは1kg以内
☑︎天板サイズは30〜60cm以内
☑︎天板を折りたためるか

STEP
『天板の高さ』をチェック

ソロキャンプはロースタイルがセオリー!天板は低めに設定すべし!
☑︎天板の高さは最大40cm
└ロースタイルに設定しておくと使いやすい
☑︎チェアとの相性をチェック

STEP
『素材』をチェック

テーブルの素材によって重量が大きく異なります。
【○】アルミ・ステンレスがおすすめ
└強度に優れ運搬性にも優れているためおすすめ!
【△】スチール性・木製は微妙・・・
└強度に優れていたり、雰囲気がいいものが多い反面、重たいためソロキャンプには不向き

其の参:チェア

チェアに座って焚き火を眺める、憧れです!

最高だな独太郎くん!
キャンプを過ごす時間の大半はチェアに座っていることになるからな!
自分に合ったチェアを選ぶことが重要だ!

STEP
『携帯性』をチェック

重たく大きいチェアはソロキャンプには不向き!
☑︎組み立て式
└二つ折りや展開式のチェアは重たく嵩張るのでNG
☑︎アルミ素材
└比較的軽量なものが多い

STEP
『テーブルとの高さ』をチェック

テーブルとの相性が最も重要!
☑︎座面の高さはテーブル天板の高さ-20~30cm
└高さの違いがなくなれば無くなるほど作業がしづらい

STEP
『背もたれの高さ』をチェック

背もたれの高さは快適性が増す反面、嵩張りやすくなります!
A:快適性を重視→背もたれの高いモデル
└背もたれが高いと体重を後ろにかけることができよりリラックスできます。
B:荷物の軽さ重視→背もたれの低いモデル
└背もたれが通常のモデルであれば十分携帯性を確保することができます。

其の肆:焚き火台

焚き火って地面に直火ではダメなんですか?

アリティメットベリーバッドだ!独太郎くん!
地面に直接焚き火をすることで自然にダメージを与えてしまう!
最近ではバッドマナーなキャンパーのせいで火事や樹を枯らせてしまう事故が多発しているようだ…。

事故や自然へのダメージが発生してしまうんですね、気をつけます!

ワイルドに自然を楽しむのは素晴らしいことだが、紳士の心を忘れるな!独太郎くん!

STEP
『収納サイズ』をチェック

バックパックスタイルであればカバンに入るサイズが必ずチェック!
☑︎サイズの目安はA4サイズ
└収納サイズがA4サイズで収まるとバックパックスタイルでも余裕

STEP
『組み立て・撤収のしやすさ』をチェック

組み立て・撤収がしやすいとストレスフリー!
☑︎ワンアクションorツーアクション
└組み立て・撤収手順が多いとそれだけ設営に時間がかかる
☑︎パーツはなるべく一体型
└パーツが多いと紛失する可能性も高まります

STEP
『目的』をチェック

”大きな炎が見たい”や”焚き火で料理がしたい”といった目的によって形状が異なります!
A:焚き火を全力で鑑賞したい→大きな薪も置けるモデル
└火床がある程度大きいモデルを選ぶと大きな薪も置くことができます。
B:焚き火で料理がしたい→五徳つきモデル
└五徳があることでフライパンや鍋を置くことができます。

其の伍:クッカー

”クッカー”ってなんですか?聞き馴染みのない単語です。

ヘーイ!マジか独太郎くん!
クッカーはザックリ言うと”調理器具”のことだな!

調理器具、フライパンとか鍋のことですか?

ザッツライ!クッカーはそういった調理器具がセットになった優れものなのさ!湯沸かし、炒め物、煮物、なんでもござれだ!

STEP
『素材』をチェック

様々な調理器具がセットになっているため1つ1つが重いとかなりの重量になります!
☑︎最初はアルミ素材がおすすめ
└耐久性は劣りますが比較的安価で軽量なものが多いです
☑︎軽さを追求するならチタン素材
└チタンは最も軽量な素材ですが焦げやすいという欠点もあります

STEP
『容量』をチェック

大小様々なモデルがありますがソロキャンプは一番小さいモデルがおすすめ!
☑︎700ml以下
└1人分の料理であれば十分
☑︎料理好きなら”浅型&深型”
└湯沸かしだけであればどちらかで十分

其の陸:ランタン

夜はものすごく暗いって前回教わりましたね。

イエス!キャンプ場の夜は真っ暗だと思った方がいいな!
ただし灯りもたくさんあればいいというものでもナッシング。
手元や身の回りが照らせれば最初は十分だ!

でも暗いのは怖いのでたくさんあると安心する気が…。

ノープロブレム!周囲の同志たちも同じく灯りを焚いているから安心感は十分あるぞ!
それにキャンプ場はビカビカ光るスタジアムではないのだ!
暗闇を楽しむのもキャンプの醍醐味だぞ独太郎くん!

STEP
『燃料』をチェック

LED、ガス、オイル、ガソリンなど様々なモデルのランタンがあります!
☑︎最初はLEDランタン
└充電式のものが多く比較的軽量コンパクトでソロキャンプ向き
☑︎趣を感じたいならオイルランタン
└灯油を燃料とするオイルランタンは雰囲気抜群

STEP
『明るさ』をチェック

燃料方式や構造によって明るさは大きく異なります!
☑︎メインは400lm(ルーメン)以上
☑︎サブなら100lm(ルーメン)以上
└手元やテーブルを照らす目的であればこの程度で十分
※lm(ルーメン):明るさの強さを表す指標

STEP
『携帯性』をチェック

ランタンは非常に軽量なモデルも多いため、ここでなるべく重さを抑えましょう!
☑︎重量は100g前後が理想
☑︎サイズは手のひらサイズ
☑︎ロマン枠(オイルランタン)は1つまで!

其の漆:シュラフ

シュラフって寝袋のことですか?

その通り!快眠性を大きく左右するギアだ!
また春・秋は日中は暖かくても夜は気温が下がり、なおかつキャンプ場は山間部にあることが多いから油断は禁物だ!

STEP
『快適温度』をチェック

あくまで快適に眠れる温度であってギリギリ耐えられる限界温度とは違うので注意!
☑︎記載温度の+5℃が理想
└寒いと睡眠は困難なため保険をかけて+5℃は見積もって選ぶ
☑︎3シーズンなら10℃
└冬場はキャンプをしないのであれば3シーズン対応モデルで十分

STEP
『中綿』をチェック

ダウンor化学繊維の2種類があります。
A:暖かさ&収納を重視→ダウン
└保温性に優れ、圧縮することで小さくまとめることができる
B:コストパフォーマンス重視→化学繊維
└比較的安価なモデルが多く投資しやすい

STEP
『形状』をチェック

マミー型or封筒型の2種類が主流です。
☑︎ピッタリ派はマミー型
└体のラインに沿ってシュラフが密着
☑︎お布団感覚派は封筒型
└スペースにゆとりがあり寝返りがうてる

塾長おすすめ!スターターセット特集

テント:【コールマン】ツーリングドームST

出典:https://ec.coleman.co.jp/
  • サイズ:約210×120×100(h)cm
  • 重 量:4kg
  • 特 徴:初心者でも簡単に設営ができる優しい設計!
        居住空間も広々としており荷物が多いソロキャンパーでも安心。
        庇がついておりプライベート感をさらに演出!
Coleman(コールマン)ツーリングドーム ST

テーブル:【ロゴス】ポータブル・アルミトップテーブル

出典:https://www.logos.ne.jp/products
  • サイズ:幅33.5×奥行29×高さ25cm
  • 重 量:715g
  • 特 徴:収納すると縦6.5×横35×高さ11cmになりコンパクト
        天板は水や汚れに強いアルミ素材になっておりお手入れが簡単
        収納袋も付いているので持ち運びが楽々

チェア:【ヘリノックス】チェアゼロ

出典:https://www.montbell.jp/
  • サイズ:幅52×奥行き48×高さ64cm
  • 重 量:490g
  • 特 徴:快適な座り心地を継承しながら、軽量コンパクト性を追求したモデル
        DAC社のポールを採用しており耐久性が非常に高い
        シートには丈夫なポリエステル・リップストップを採用

         軽量かつ剛性に優れた一品

焚き火台:【パーゴワークス】ニンジャファイヤースタンド ソロ

出典:https://www.paagoworks.com/
  • サイズ:350×250×250mm
  • 重 量:275g
  • 特 徴:収納すると400×100×20mmになり細長い形状になり携帯性が高い
        地面から火床まで高さがあり地面へのダメージも少ない
        組み立てもシンプルで初心者にもおすすめ

クッカー:【スノーピーク】アルミパーソナルクッカーセット

出典:https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja
  • 容 量:1,150ml(Lポット)、800ml(Sポット)、550ml(フタL)、350ml(フタS)
  • 重 量:500g
  • 特 徴:抜群の収納性を誇り、収納しやすい
         浅型・深型のバランスがよくこれ1つで完結
        付属のメッシュ袋に入れることで乾燥させながら持ち運べる

ランタン:【ゴールゼロ】ライトハウス マイクロ フラッシュ コンパクト LED

出典:https://www.unby.jp/
  • サイズ:約93×37.75mm
  • 重 量:68g
  • 特 徴:3つの点灯モードの切り替えと輝度調節に対応
         明るさを調節することで最大170時間の点灯が可能
        USBコネクタ内蔵で充電でき、コード紛失の心配がない

シュラフ:【モンベル】シームレス アルパイン バロウバッグ #3

出典:https://www.montbell.jp/
  • サイズ:(収納サイズ)∅17×34cm
  • 重 量:898g
  • 特 徴:快適使用温度は5℃となっており3シーズンは安心して使用できる 
         中綿はモンベル独自開発の高機能綿を採用しており保温性が高い 
         圧縮してもワタが潰れづらく長く使える一品

まとめ

ソロキャンプを始めるにあたり必要となるギア7つをご紹介しました!
塾長おすすめのスターターセットは何人もの生徒の相談を受けた結果たどり着いたベストなセットになっています!
気になるその価格ですが、2023年9月12日調べ時点:『71,378円』でした!(Amazon等参照)
決して安くない価格ですが、今回紹介した商品は長く使えるギアを選定しています。
ソロキャンプに対する興味が沸々と湧いているあなた!
7つの神器を手に入れて大自然に出発だ!

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この記事を書いた人

塾長のアバター 塾長 「ソロの極み塾」塾長

ソロキャンプ専門ブログ「ソロの極み塾」の塾長。
キャンプの素晴らしさ、奥深さを広めることが生き甲斐のナイスガイ。
口癖は「友達居ないからソロなわけじゃないんだからな!!」
座右の銘は「野生を感じろ!でも、トイレットペーパーは忘れるな!」

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